日本国内でオーダーメイドのボードゲームの印刷・製造をサポートする専門工場
ボドゲ製作チェックシート
ボードゲーム印刷の相談開始から納品までのチェックシートを作成しました。
全ての人に当てはまらない項目もありますが、印刷加工を請け負う側として、お知らせいただきたいこと、知っておいていただきたいことが満載です☆
□ 作りたいボードゲームの内容が固まった
□ 複数の印刷所を確認し、どんなものを頼めるか、ホームページなどを見た
□ 各社の基本的な仕様などを確認した(作りたいコンポーネントの内容や仕様)
□ 箱やコンポーネントの加工について調べた
□ こんな箱やコンポーネントにしたいなというイメージを固めている
□ 中身とのバランスを考えて、箱のサイズを考える
□ ボードゲーム印刷で避けた方が良いデザインや形状などを調べた
□ 何個くらい作りたいという見通しがある
□ 印刷加工後の作業(丁合、袋詰め、箱詰め)を頼むか、自分たちで行うか検討する
□ ボードゲーム印刷にかけられる金額を大体考えている
□ 各ボードゲーム印刷所のホームページで出来る自動見積もりを試してみた
□ 作ったボードゲームを販売したい場所やイベントについて検討している
□ いつまでにボードゲームが完成していて欲しいか見通しを立てている
□ 逆にどのくらいまでに入稿して、いつくらいに納品されるか調べた
□ 段ボールケースがたくさん届いた場合に置く場所や作業場の見通しを立てている
□ 同人ボードゲームイベントやテストプレイ会などで実際に作った人に話を聞いたボードゲーム専門の印刷加工会社や一部のコンポーネントを請け負うことが出来る印刷会社が増えてきていますが、それぞれ得意分野が違ったり、ボードゲーム印刷加工に関する知識も違います。
やたら色々な会社に要望を投げる前に、作るボードゲームはどんなものであってほしいか、それを実現出来る印刷加工会社はどこなのか、取り扱い数や金額面ではどうかなど、相談する前から情報を整理して、希望の叶う印刷会社を選びましょう。
表面加工はボードゲームに使われているものに限らず、お菓子のパッケージや文房具など色々なところにアイデアや参考になるものがあるかもしれません。
普段から、紙製品の表面加工に興味を持っておくのも良さそうです。
何を何個作って、どんな使い方をしたいのか、次は相談する具体的な内容をチェックしましょう。

□ 何セット分作るか伝える
□ 何を作るか
◇化粧箱 ◇キャラメル箱 ◇その他の箱
サイズ 深さ 表面加工(PP/ニス/エンボス)
箱の形状や指かけなど細かな指定
◇カード
1ゲーム◯種◯枚 サイズ
表面加工(PP/エンボス) 用紙の厚さ
角丸の有無
◇チップ
形状 サイズ 1ゲーム◯種◯枚
表面加工(PP/エンボス)
チップシートの断裁の有無と切り方
◇ボード
1ゲーム◯種◯枚 サイズ
表面加工(PP/エンボス) 用紙の厚さ
印刷片面か両面か 折り方 角丸の有無
◇説明書
サイズ 形状 折り方や綴じ方 種類数
◇その他コンポーネント
サイズ 形状 表面加工 用紙
特別な印刷加工
□ 印刷製造後の各種作業の有無
◇カード丁合(カードを1ゲーム分拾って帯留めする作業)
◇袋詰め ◇箱詰め ◇シュリンク
□ コンポーネントの使い方や役割、必要とする機能を伝える
□ 印刷や加工、仕上がりについて特別な希望があれば伝える
□ 校正の要不要(校正の目的)
□ 印刷加工以外で必要なコマやサイコロの色やサイズ、数
◇木駒 ◇プラ駒 ◇サイコロ ◇その他
□ 持ち込みで袋詰めや箱詰めを注文する場合の納品 形態
□ 連絡先や納品先を正確に伝える
□ 何のイベントに出展予定か伝える
□ いつまでに手元に届いて欲しいか伝える大切な作品! こんな仕上がりで! これも! あれも! ......という理想は色々あると思いますが、製造で叶えられることに限度もあります。
突き詰めて位置合わせや色味などに厳しい要望を出しすぎると、加工方法が通常よりも複雑になるなど、金額が非現実的になってしまうこともあります。
仕上がりの精度や機能についてどの程度までの許容範囲のある話なのかも検討してみてください。
弊社では問い合わせフォームなどに必要項目を埋めてもらう方式ですが、言葉で伝えにくい形状などは図を添付してお送りいただくことも可能です。
ご自身で手で作ってみたものの写真や動画、手書きの図などで も大丈夫です(寸法や形状がはっきりわかるようにお 願いします)。
カードが透けないようにしたい、タイルを並べた時に模様がズレずに繋がるようにしたい、組んだりはめ込んだタイルを持ち上げても外れないようにしたい(逆に外れるようにしたい、グラグラさせたい)などなどゲームの中での使われ方で「こうあってほしい」という機能について、最初のご相談の段階でお知らせいただくのはとても大切です。
ゲームのルールというよりも、どう扱ってどんな状態になっていてほしいかをお知らせください。
お問い合わせ時にお名前や連絡先、住所などを省略される方が時々いらっしゃいますが、のちにサンプルをお届けするとか、製品のお届け時に再確認しなくても良いよう、ご連絡先は最初にきちんとお知らせいただくことをオススメします。
時間的なご都合(納品時期)については、お手元に届いてほしいリミットから逆算して入稿期限等も決まります。
ご発注前にご相談ください。
見積もりを無料で行う会社が多いですが、素材選びから、紙の取り都合計算、加工方法の選定、必要な場合は協力工場からの見積もり待ちなど、皆さんの想像の中にある完成図を形になるよう設計し、計算していくのはとても大変な作業です。
弊社を含む数社では、代表的な加工品は自動見積もりシステムを構築して、細かな変更も金額の確認が出来る場合もありますが、手作業のお見積もりで何パターンにも及ぶような複雑なお見積もりを何度もし直すのは、それだけこちらも時間を使うことになります。
ある程度パターンを絞ったり、小さな変更を何度も繰り返さないよう出来る限り決まってから相談する、自動見積もりで確認出来る部分はそちらで金額の目安を確認するなど、最終発注までに工夫をしていただけるととても助かります。

□ データの裏表、左右、箱の身と蓋など間違っていないか
□ 画像ファイルのリンクが外れていないか・埋め込み忘れていないか
□ アウトライン化していない文字がないか
□ 塗り足しは塗り足し線までしっかり塗れているか
□ 塗り足しは模様や絵柄も塗り足しラインまで続いているか(塗り足し部分から不自然に色が変わったり、見切れる前提でも絵柄が途切れたりしていないか)
□ 不要な文字やパスなどがきちんと消されているか(背景と同じ色指定だったとしても印刷に浮かび上がることがあります)
□ 特殊効果を使用した場合(透明効果やグラデーション)ラスタライズ(画像化)されているか
□ 印刷に最適な解像度は350~400dpi(それ以下だと画像が粗くなる可能性があり、解像度の値が大きすぎると重くなります)
□ 入稿データ形式は指示された拡張子で保存できているか
□ カラーモードはCMYKになっているか
□ 重すぎるデータになっていないか(1データ1GBくらいまでを目安)
□ 折りのあるボードのカットライン(折り目の表裏や切れ目位置)の指示
□ 上記のチェック項目について、データ作成担当者(主にイラストやデザインを担当される方)と共有出来ているか入稿時に気をつけることについては、さまざまな印刷会社が情報提供してくれています。入稿直前でなく、データを作る作業前から確認して気をつけましょう。
発注前の最終確認が終わって、内容を全部伝えたら、提出するデータを完成させましょう。
特にカードでは、フチまで真っ黒(または濃色ベタ)のデザインを採用したくなる方もいらっしゃると思いますが、カット加工時に紙の表面に力がかかり、印刷面が割れて下の白い紙が目立って見えることがあります。
フチは白だったり、割れの目立たない細かな模様などが入っているデザインをオススメします。
塗り足しは指定のサイズに断裁したり、抜き加工の際に、ズレても絵柄が切れないための目安です。
カットラインの外側3mmだけでなく内側3mmにもご注意ください。
わざと絵柄を見切れさせる場合は入稿時にお知らせいただきたいです。
入稿期限という制約のある中で、データの作成作業を迅速に進めていただくのは大変ありがたいのですが、最終チェックはお忘れなくお願いします。
文字やイラスト等アイテムやアイコンは、それらの位置がカードやタイル内で統一した位置に配置されているかも、仕上がりのキレイさにつながってきます。
ゲームの都合上やデザインの関係で、同じようなアイテムの配置をワザとずらしているという場合は入稿時にお知らせいただくと助かります。
□ 作りたいものの数や加工内容を知らせた
→製造品の仕様・内容チェック参照
□ 金額や単価について確認した
□ 支払い方法について確認した
□ 見積もり時に比較があった場合、どの仕様でどの金額のものか連絡した
□ テンプレートの有無や仕様について確認した
□ 入稿から納品までのスケジュールが、自分の予定に合っているか確認した
□ いつ、何処に届けてもらうか連絡した
□ 分納を希望する場合、依頼した
□ イベント届けの場合、イベント事務局からの納品ルールを連絡
□ 入稿形式や入稿手順、入稿期限日を確認した
□ 入稿時の注意事項を確認した
□ 請求書の宛名を知らせたデータ入稿が完了したら、届くまでの時間を有効活用しましょう。
受け取りの準備もお忘れなく!

□ 送るべき先へ送るべきデータを期日までに届けられた
□ データの修正依頼が来ていないか確認
□ データ作成作業者への報告
□ 入荷時の荷受けをできる体制を整える(置き場所の確保・配送状況の確認)
□ 丁合や箱詰め等の作業を自分でする場合の体制や人員、スケジュールを整える
□ イベント会場への発送や持ち込み方法について確認する
□ イベント会場等でどんなふうに陳列するか考える
□ 宣伝活動をする(イベントのホームページやSNSなど)
□ イベント前の試遊会や遊んでもらった感想などが効果的
□ 印刷会社やイラスト・グラフィック担当さんへのお支払い(請求書の受け取り)受け取りからその後について、次をご確認ください。
□ 受け取りの際に箱数の確認(事前の連絡や伝票に書かれた数と荷物の数が合っているか)
□ 頼んだコンポーネントや化粧箱がそれぞれ届いているか確認
□ それぞれのコンポーネントや化粧箱の数量(箱数)を確認
□ 箱詰めまで頼んだ場合は、化粧箱内に内容物がちゃんと入っているか確認
□ それぞれのコンポーネントや化粧箱に不備がないか確認何事もなく予定通りにお品物が届くのが一番なのですが、チェックをすり抜けて文字の間違いや余分なパスの消し忘れ等のデータミスに完成してから気づいたり、製造時に傷や汚れがつくなどの不備が発生することがあります。
お品物が届いたらなるべく早く(できればすぐに)一通り確認をお願いします。
何かが起こってしまった場合、イベント等のスケジュールギリギリの段階でどのくらいリカバリー出来るかは起こった内容にもよるのですが、「こんなことが起こってしまった!」とSNSに掲載したりはせず、気づいたらすぐに印刷を担当した会社へご一報をお願いします。
「チェックすることがとても多い!すごく大変!」と思われるかもしれません。
ボードゲーム製作では、印刷以外の部分でも考えたり動いたりお金を使うことも非常に多いと思います。
数ある創作活動の中でもとても大変だと思います。
我々印刷会社は必要な情報をお知らせしたりご提案は出来ますが、制作物の最終形をどうするか決めていくのは製作者さんご本人になりますので、情報収集からご相談や発注の内容について広い範囲で興味を持っていただき、自分のボードゲーム作りに向き合っていただけると良いと思います。
私たち印刷加工を担う会社側もお知らせの仕方を色々工夫したり、情報を整理したり届けたりしながら、皆さんに寄り添えたらと考えています。
ぜひご相談ください☆

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